Eオイラーとは

 トラックや自動車など車両の燃料費削減の切り札として注目を浴びているEオイラー。

Eオイラーはすでに2600台を超える車両に導入され、ガソリン・軽油・LPガスなど燃料油の種類を問わず、燃費のアップや有害排気ガスの削減に大きな効果を発揮しています。

Eオイラーを燃料ホースに取り付けるだけの簡単な方法で、なぜ驚きの効果を発揮するのか。Eオイラーが燃費を良くする科学的根拠を詳しく紹介します。

1.Eオイラーとは

 Eオイラーとは、磁場の力で燃料油を活性させ、燃費の向上と排気ガスの削減を同時に実現する器具です。

右図のように銅線を筒状に巻き、その中に磁石を出し入れすると電流が流れ、電球が点灯することはよく知られています。この現象は、電磁誘導現象と呼ばれ、磁石をより早く動かすと電球はさらに限りなく明るくなります。

この場合、磁石の速さを限りなく無限大に近づけた時の電球の明るさは、Eオイラーによって燃料油に加えられた磁気エネルギーに相当します。

2.Eオイラーのはたらく仕組み

 Eオイラーはこの電磁誘導現象を応用したものです。

図2のように、燃料油が流れるホ―スを固定した磁石列で両側から挟み込みと、燃料の油分子は無限磁場(※)を通過するとき、分子運動エネルギーを得ることで反応力が高まってきます。

分子運動エネルギーの高まりによって分子の運動は激しくなり、励起状態の分子となります。やがて、分子間の結合を振り切ってバラバラに分解され、気化膨張圧力が発生します。

 このように、Eオイラーを通過した燃料油のクラスターは磁場の力によって分解されて小さくなり、粘性が低下し表面張力も低下していきます。

Eオイラーによって分子が小さくなった燃料油は、例えるとサラサラな状態の燃料油に活性化されてエンジンに送られます。

 エンジンのシリンダーに微細な粒子となって導入された燃料油は気化し、磁気による分子運動エネルギーを一瞬に解放して大きな気化膨張圧力が発生します。シリンダー内で発生した気化膨張圧力は、従来の燃焼による熱膨張圧力に加わり、さらに大きな気化膨張圧力によって燃料油の分子クラスターはより細分化し、燃えやすい状態に活性化されます。

燃料油は、完全燃焼に近づくことが可能となるため、エンジンの燃焼効率が良くなりトルクが上昇します。また、燃焼効率が良くなることで、排気ガス(CO2)の排出量を減らすことができます。

車両の燃料ホースの中のガソリンや軽油などの燃料油の活性はこれまで困難とされてきました。Eオイラーはこの問題を無限磁場(※)を作るとともに、燃料油の速度を決定する技術開発によって解決しました。

無限磁場とは

 無限磁場とは、図4のように形とサイズ、磁力が等しい磁石をN極とS極を交互に並べた接合面上で作られる磁場のことです。

ゼロ磁場では、磁力が等しく磁力の方向が逆方向の磁力が合成されるため、磁力のベクトル量は相殺されてゼロとなりますが、磁気エネルギーは周辺の2倍となる特殊な合成磁場が形成されます。

3.活性化された燃料油がエンジンに及ぼす作用と効果

 エンジンのシリンダー内での燃焼は、高温高圧の環境下では非常に短時間で燃焼してしまう特徴があります。1分間のエンジンの回転数を700~3000回転とした場合、燃焼時間はわずか0.01~0.04秒しかなく、燃料油の粒子が小さければ小さいほど燃えやすくなります。

ガソリン車では

  1. 粘性が低くなったガソリンは、霧吹きのように微細な噴霧状態で吸い出されて、急速に空気中に拡散し、完全燃焼が可能な混合ガスとなってシリンダー内に送られ、急激に気化膨張します。
  2. 大きな気化膨張圧力が従来の熱膨張圧力に加わるためエンジンのトルクと回転数は増大します。回転数の増大によって燃料供給量は自動的に減少し、燃費が改善されます。
  3. 完全燃焼によって、これまでは燃焼しきれないまま外気中に排出されてたガソリンの量を減らすことができるため、燃費が良くなります。
  4. 完全燃焼によって排出される有害排気ガス(一酸化炭素CO、炭化水素HC)が減少します。また熱を発生しない気化膨張圧力の発生によって燃焼温度が低下するためエンジンオイルは長持ちします。

ディーゼル車では

  1. 粘性が低くなった軽油は、噴射ポンプからシリンダー内に吹き込まれ、油粒子はより微細化して短時間で燃焼し切れるようになります。
  2. 油粒子は燃えやすくなるため、これまで燃焼しないままや燃焼途中で外気中に排出されていた軽油を減少させることができます。
  3. その結果、軽油の消費量は減少し、燃費を改善することができます。さらに有害排気ガス(一酸化炭素CO、炭化水素HC、特に微小粒子状物質PM)が減少します。また、また熱を発生しない気化膨張圧力の発生によって燃焼温度が低下するため窒素酸化物NOXは削減されます。

その他の効果

  1. 活性化された燃料油が燃焼した後に発生する水蒸気は活性化された状態を保っている
    ため剥離作用を持っています。排気ガスの通路の内壁に焼き付いて固着したカーボンが
    クリーニングされ取り除かれていきます。
  2. 特に中古車は新車時のエンジンのような性能を回復させ、そのまま維持することが
    できます。中古車の諸性能の劣化は排気抵抗が増大することが原因であり、Eオイラー
    はこの排気抵抗を減少させることができるからです。

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