取り付け方法
Eオイラーを燃料ホースに取り付けるときの注意点は、下記のとおりとなっています。取り付け方法を間違えるとEオイラーの本来の効果が充分に発揮されないため、特に注意が必要です。
なお、取り付け方法や取り付ける場所がよくわからない、自分には難しそうだと感じる方は、自動車の購入先のディーラーや街の自動車整備・修理工場で相談して下さい。取り付け作業は短時間で終わり、費用も数千円程度です。ただし、車種によってはこの限りではない場合があります。
取り付ける場所
- Eオイラーは、燃料ホースに取り付けます。
- 燃料をタンクからエンジンのシリンダーに送るホースに取り付けて下さい。
- 燃料をシリンダーからタンクに戻すホースに取り付けないように注意して下さい。
取り付け方法
- Eオイラーは、同じパーツを二つ組み合わせて一個とした構造で、二つのパーツで燃料ホースを両側から包み込みます。
- それぞれのパーツの両端と切り掛け溝(二ヵ所)を合わせ、タイラップを切り掛け溝で強く締め付けて下さい。(下記の図を参照して下さい)
- タイラップは耐久性、耐候性の点から必ずナイロン66を使用して下さい。
- 燃料ホースに取り付けるとき、金属材料などゴムホースを傷つける恐れのあるものを一緒に挟み込まないようにして下さい。
■燃料タンクの上に取り付ける場合(2トントラックなど)
Eオイラーはタンクからエンジンに燃料を送るホースに取り付けますが、燃料ホースの大きさ(口径)によって取り付け方法が異なりますので注意して下さい。
- ホースの口径が15~16mmの場合はそのまま挟み込むことが出来ます。ホースの口径が14mmの場合はホースをビニールテープで一巻きしてから挟み込みます。
- ホースの口径が18mmの場合は16mmに変更するためにホースジョイントを使用します。
既存のホースとホースジョイントをつないだ後に、そのホースジョイントに新規に用意
した16mmのホースをつないで、そこにEオイラーを挟み込み固定します。延長した
ホース、Eオイラー共に燃料タンクのベルトにタイラップでしっかり固定します。
(下記の図を参照して下さい)
ホース口径が16mmを超える場合の取り付け方法
ホースは曲がっていない直線部分を挟んで一直線にして下さい。
(下記の図は悪い事例です)
Eオイラーでスチール部分を挟まないで下さい。スチール部分を挟んでしまうと磁石の
波長に変化がおきるため本来の効果が失われます。(下記の図をご参照下さい)
■エンジンルーム内に取り付ける場合(乗用車・ハイエースなどの箱バン)
エンジンルーム内の温度は80度以内に設定されていますが、排気管の近くなどEオイラーの取り付け場所によっては、輻射熱のため80度以上になることがあります。その場合はEオイラーに断熱シートを巻いて保護してから取り付けて下さい。
その他の注意点
- 取り付ける燃料ホースを正しく選定して下さい。ホースの選択を間違ってしまうと自動車の故障や事故につながる恐れがあります。
- 燃料ホースを傷つけないで下さい。燃料ホースを傷つけますと燃料漏れを起こし、自動車の火災や事故の原因となる恐れがあります。
- 燃料ホースの接続部分が緩まないようしっかり固定されていることを確認して下さい。接続部分に緩みがあると燃料漏れを起こし、自動車の火災や事故の原因となる恐れがあります。
- Eオイラーは燃料ホースに取り付ける時以外は、組み合わせた状態のままにして下さい。バラバラに離した状態にしていますと強い磁力によって電子装置に損傷を与える恐れがあります。
運転時の注意点
Eオイラーを取り付けることによって、燃費が改善するだけでなく次のような効果が
生まれます。
- エンジンのトルクが上がってパワーや回転数が上昇します。
- 車のスタート時の加速性能や登坂能力が向上します。
- 運転中のノッキングを起こしにくくなりスムーズに走行できます。
- エンジン内部や排気管のカーボンが徐々に取り除かれてクリーンになっていきます。
さらに、Eオイラーの燃費改善効果を充分に引き出すため下記の点にくれぐれも留意して下さい。
ポイント1
アクセルペダルは今までより少し控えめにして下さい。
エンジンのパワーが上昇するため、ペダルを控えめにしても速度が落ちることはありません。
燃料はアクセルペダルの踏み込み量に比例して消費されますから、ペダルを控えめにした分だけ燃料の消費量が少なくなり燃費が向上します。今までと同じ強さで踏むと速度はアップしますが、燃費の改善効果が無くなってしまいます。
ポイント2
急発進や急ブレーキ、無理な追い越しなどに注意してエコ運転を心掛けて下さい。
車を運転する際はいつもエコ運転を意識して下さい。エコ運転をすることで事故の防止やより一層の燃料費削減につなげることができます。Eオイラーの性能を最大限活かすためのコツ。それはいつもエコ運転を心掛けることです。